はじめに
2500円の中古ノートパソコンにWindows11をインストールしてみよう、という無謀な行為。
Lenovo G360 スペック CPU Core i3 M370 2.40Ghz RAM 4GB HDD HGST 5400rpm 500GB
余ったパーツで構成されています。Windows10でも微妙なスペックですね。
Windows10をインストール
そもそもコイツはリカバリメディアなしだが、Windows7以降のメーカー製PCならば、
Windows10をクリーンインストールできる。
コイツはWindows7HomePremiumだ。なのでWindows10Homeをインストールする。
MSのサイトからメディアクリエーションなんちゃらをダウンロードして、
64bitのHome版ISOファイルをダウンロードしてUSBメモリに入れて起動しセットアップする。
コイツはUEFI非対応なので、ISOを書き込むときにBIOS用で書き込まないと起動しない。
Windows10をセットアップしてWindowsアップデートを何回か行い、再起動。
メモリは4GB中1.6GBほど消費している。動作速度もちょっと起動が遅いぐらいで、
実用はそこそこ可能かな?シングルタスクなら。といった感じだった。
Windows11をインストール
Windows10からアップグレードできない。おわり。
これじゃあれなのでWindows11をクリーンインストールした。
MSのサイトからWindows11のISOファイルをダウンロードする。
ISOファイルをUSBメモリに焼き込む。
USBメモリにレジストリファイルを作って入れる。
Windows Registry Editor Version 5.00 [HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\LabConfig] "BypassTPMCheck"=dword:00000001 "BypassSecureBootCheck"=dword:00000001 "BypassRAMCheck"=dword:00000001
USBメモリから起動してセットアップの画面になったらshiftキーを押しながらF10キーを押す。
コマンドプロンプトからregeditを起動し、レジストリファイルをインポートする。
あとは普通にセットアップできる。
以下の画面からなかなか進まないので、ゆっくりと待とう。
しばらくするとセットアップ完了します。
いろいろと触ってみたけれど、正直あまりメリットを感じない。
ウインドゥが丸っこくてかわいいんだけど、重い。
タスクバーが太過ぎる(隠せるけど)し、動作が重過ぎる。
起動直後でメモリを2.2GBも消費している。
ディスクアクセスも多く、Windows10よりもかなり待たされる感じで実用レベルにはない。
さいごに
コイツはWindows10を再インストールして予備PCと化している。
BIOSアップデート用に互換バッテリーを入手しましたが、1時間半ぐらいでシャットダウン。
モバイルノートじゃないし仕方ないよねって感じだ。
CPUやメモリをアップグレードすれば実用レベルは上がると思うけど、コスパ悪すぎる。
CPUはcore i5で2千円ぐらい。メモリは8GBで3千円ぐらいだ。
2万円ぐらい出せば8GBRAMとSSDが付いたDELLの新品ノートパソコンが買えるので微妙。
ちなみにコイツ、メモリの相性があってルネサスの4GBメモリだと不安定。
空いたスロットに他のメモリを追加したら起動しないorフリーズする。
ThinkPadX220に刺さっているcomputek4GB+4GBメモリなら問題なく作動する。うーん。
ぶっちゃけThinkPadX220が快適なので、G360はなぁ…ディスプレイとキーボードが
違い過ぎる。
ThinkPadX220よりもスペックが上のパナのレッツノートSX2(いろいろと微妙過ぎ)や
MX5(まだましだが相変わらず塗装と液晶のカバー部が弱くてモバイル時に気を遣う)が
ホコリを被りまくっている。
パソコンのスペックは重要条件だけど、絶対条件じゃないんだよな。
これから先ThinkPadX220を超える優れたノートパソコンが出てくるか楽しみだ。
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